最後の一夜
明日、仮住まいへ引っ越します。
今日がこの家とも最後の夜です。
6月1日に取り壊しスタートです。
大工だった父親が自分で建てたこの家はすでに
築55年。
父親26歳の時でした。
2年前に父が他界してから
どんどんと家は痛みだし、
シンク周りの床は水漏れでグニョグニョ、
バルコニーは斜めで崩壊寸前、
大風でバタバタいうトタン屋根、
でも
まだ木の骨組みは無骨でしっかりしています。
風も通りすごく心地いい家でした。
見事にバルコニーが傾いていますねぇ。。。
仮住まいへの引っ越しは
2社に見積もり、パンダの絵が書いてある引っ越し屋さんに
お願いしました。
たった2社の見積もりでしたが、
営業さんの対応にはとても差がありました。
もう一方の引っ越し業社さんの見積もりはとても安く
逆にこっちが心配してしまうほど、、、
この物量をみて2tロング1台、人員3名とのこと
『それで(荷物)入るの?』
『う〜ん、、一応4t車にします』
内心4t車なんてつけれるわけないし、通行の迷惑になりそうだと思っていましたが
口には出さず。
引っ越し業者さん
お決まりの最後の言葉
『今決めてくれたら、この値段でやります』
お〜安いね。
でも決めない。
もう一社見てから決めます。 と伝えました。
念のため、
『もう一社見てから決めた場合はこの金額でお願いできるの?
今日中に連絡するからさぁ』
すると
『営業所遠いんで、こっち来ないっス』
『・・・・・あっそ』
それでもパンダさんの最終見積もりよりか安かった。
引っ越しだって
気持ちよくやりたい。
営業さんだって、作業の方だって、
その後のご縁はほとんどと言ってないけれど、
気持ちの良い方にしました。
そして今日
7人体制でガシガシと荷物を運んでいってくれました。
明日朝、仮住まいへその荷物を下ろし、
もう一便、荷物を取りに戻ってきます。
この家で眠るのも今日が最後。
父さん
今まで十分すぎるほど支えてくれて
ありがとうございました。
こんな素敵で過ごしやすい家をありがとうございました。
父親の墓は目の前の山の上にあります。
これから壊し、そして新しい家ができるまで
見守っていてくれると思います。
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